大阪府の漢方治療、めまい、耳鳴り、補聴器相談なら「田辺耳鼻咽喉科」
漢方と西洋医学の中西融合医療

北大阪急行線「緑地公園駅」東出口より徒歩3分

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耳鳴り・めまい・補聴器相談

耳鳴り

①内服治療、②経絡治療(置き鍼、電気治療など)③TRT療法④音叉(おんさ)療法の4つがあります。それぞれの治療は、効果に個人差があり、その方に合った治療の組み合わせを探します。それぞれの治療に効果がある場合と効果が乏しい場合があります。またTRT療法は、効果が出るのに1~12か月かかります。④の音叉療法は、その場で即効果を感じられる方は多いです。

内服療法
1)耳鳴りそのものを軽減する薬・・・内耳機能改善薬、漢方薬など
2)耳鳴りの苦痛を和らげる薬・・・イライラ、不眠には抗不安薬、睡眠薬など。
経絡(けいらく つぼ)治療(置き鍼、電気治療など)
1)患部に手を当てる
患部に手を当てるという、最も簡単な(経絡)治療です。健康のためだけでなく。気の感覚を養うという意味でも、大変重要なものです。家族同士でやってみましょう。東洋医学的には、手は上半身の経絡が集中し、気を放射する部位なので、相手の気が不足したり、流れが悪くなっている部分に気を送ることによって、気の流れを整えることができます。(元気な人なら、どなたでも出来ることです。)
2)「さすり」マッサージ
気の滞りが、身体のやや深い所(筋、筋膜)にある場合、全身の気の流れが悪い場合。鍼灸の補助療法として使われます。当院では置き鍼、経絡を考えた電気治療器を使用します。
TRT療法(耳鳴りに慣れる耳鳴り訓練療法)

初診時は、ほとんどの方が耳鳴りを危険なものと認識し、身体や心に悪影響を及ぼしている状態「A」です。耳鳴りに対する認識を変える「カウンセリング」を行って、まず耳鳴りは危険なものではなく、無視してよいものと頭で理解する「B」の状態をめざします。
そして、サウンドジェネレーターに代表される「音響療法」を追加することで、最終目標「C」の耳鳴りが気にならない状態に持っていきます。
また、補助療法(服薬、電気治療、鍼治治療など)も併用して行います。
音叉療法
詳細は、音叉療法のページをご覧ください

めまい

めまいと平衡機能

めまいは体のバランスを保つ平衡機能の調子が悪くなって起こります。
体のバランスを取るのに、3つの情報から成り立っています。
①耳からの情報(三半器官)②眼からの情報③筋肉からの情報(深部知覚)
眼の疲れから目の情報の乱れ、内耳障害から引き起こされるめまいが増加しています。正しくない内耳の情報が脳に伝ええられ、脳が混乱します。脳の混乱がめまいとなります。筋肉からの情報もめまいの要因です。筋肉とくに一側の首や肩こりによる左右のアンバランスはめまいを増幅する要因になります。
このように、めまいは3つの平衡機能の統合の上に成り立っています。それぞれの症例で、この3つの情報の乱れが色々と関わり合います。さらに平衡機能の情報の整理統合は脳が行っています。
疲労、睡眠不足、ストレスなどの脳の疲れも、めまいの原因になります。
めまいの治療
急性期の回転性めまいは西洋医学的治療が優先されます。それと同時にめまいを起こしている身体の不調和には、漢方治療、経絡治療(鍼治療、電気治療)を併せて行います。
慢性期の浮動性めまいには、漢方薬が治療に効果を発揮します。
めまい発作が起こらないように、再発しないように、漢方薬、西洋薬の併用し、生活の質が向上できるように支援します。
めまい治療の心がけ
  • 脳に心配な病気がないことの確認
  • めまい=メニエル病ではない
  • 首周りの配慮 首そのものより、首から脳や全身に流れる髄液やリンパの流れを考える
  • 薬に頼りきらない ストレッチ体操、めまい体操などを積極的に行う

補聴器相談

聞こえを大切に豊かな時間を
聞こえに不安はありませんか?おかしいな、と感じたら早めのご相談を。ひょっとしたら補聴器で解決できるかも知れません。
補聴器は高齢者のもの、というイメージがありますがこれは間違いです。私達は耳で音を聞いているのではなく、脳で聞き分けています。聞こえにくいまま放置していると次第に脳がダメージを受け、補聴器を合わせにくくなります。
補聴器を使いこなす
まずはカウンセリングから。例えば、聞こえが生活にどう関わっているのか、一緒に考えてみましょう。不安や疑問、ご希望などをお聞きします。補聴器の種類は600種以上、音質や機能は様々です、合わせるのではなく、自分に合った補聴器を選ぶお手伝いをさせていただきます。
まずは試聴してみましょう。実際に補聴器を使って生活を楽しんでみましょう。今まで思いもよらなかった発見があるかも知れません。
うまく使いこなせそうなら、いよいよ補聴器を購入していただきます。役に立ちそうもないもの、合わないものは購入する必要はありませんので、くれぐれもご注意下さい。
補聴器は装用してからがスタート、定期的な調整やメンテナンスがかかせません。どれだけ調整したか、が補聴器にとっては大事なポイントです。補聴器相談室では調整、メンテナンスに費用は必要ありません。何度でもお越しください。他店購入の補聴器も調整、フィッティングのアドバイスをさせていただきます。安心してご相談ください。
当院では補聴器専門スタッフが予約制で、ゆっくりと対応させて頂きます。
  • スタッフ/きこえ相談員・認定補聴器技能者  中川良雄
  • 予約日時/第2・4・5火曜日 午後3時~6時